車両のエンジンマウントは、車内の音響快適性に大きな影響を及ぼします。人間は広い周波数範囲の振動を感じる事ができます。
低周波帯域(0.1〜20Hz)では、聞こえるのではなく振動として感じます。周波数20Hz~100Hz程までは、それらは振動として感じられ、またその振動を聞くことが出来ます。100Hzを超え、最大数千Hzの振動は、ノイズとして感じます。
今後の電気自動車では、車内の快適性の向上を図るために、周波数1kHzを超えるエンジンマウントの振動テストが必要です。
ドイツm+p international社 Model: HFe 3 自動車用ゴム弾性マウント高周波試験装置(High Frequency Test Rig)は、電気自動車のゴム弾性マウントに要求される試験仕様(Preload: 最大8kN 試験周波数: 50Hz~3kHz)を満足させる試験装置です。